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1月14日、コロナ禍により開催できていなかった早稲田駅伝が新国立競技場で3年ぶりに開催されました。もともと早稲田駅伝は、東日本震災の復興チャリティとして2011年に始まったイベントで、第3回まで旧国立競技場で行われました。その後、国立競技場の建て替え、そして、東京オリンピックのために、夢の島陸上競技場やら葛西運動公園と場所を変え行われていました。そしてコロナ禍があり、さらに二年間のブランクがあり、実に8年ぶりの早稲田駅伝2023in国立競技場でした。和光稲門会から5人のランナーが参加しました。そのランナーたちの体験記です。(以下五十音順)

                                                磯 博美

本格的なジョギングをやっていたのは学院時代が最後で、その頃から約50年が経過しており、本当に大丈夫だろうか?と不安を感じつつ、国立を走ってみたいという誘惑に勝てず、思わず参加表明をしていました。本番1か月前の12月半ばからランニング練習を開始し、当然ながら記録は狙えないが、3周(4.2Km)の完走だけは何とか達成したいという強い想いをもって、1月14日の本番を迎えました。結果は、チーム成績の足を引っ張るチーム内ワーストの記録ではありましたが、無事完走することが出来ました。走り終わっての感想は、とても爽快な気分で国立競技場を走る事が出来たという大きな満足感と、練習開始以降の体重減少・高血圧の数値若干低下という思わぬ副産物を得られた事にも喜びを感じています。

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ただ一つ残念なのは、新座稲門会との合同チームとなりチーム名も「黒目川」となり和光市と無縁の名称になってしまった事です。来年は、和光稲門会独自のチームを編成し、皆さんと共に喜びを分かち合いたいと切望しています。国立を走る爽快さを、一人でも多くの和光稲門会会員の皆さんに味わって戴きたいと思っています。皆さん是非一緒に国立を走りましょう。(了)
(1978年理工卒)

                                                荻原 健

3年ぶりの早稲田駅伝で、初めて中に入った国立競技場は外から見ても、中から見ても美しいスタジアムです。走るコースは大部分が地下コンコースの周回となっており、あいにくの小雨模様の中でもほとんど濡れることなくオリンピック選手気分で楽しく走ることができました。担当はチーム黒目川(高田(祥)さん、高田(裕)さん、範さん、

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磯さん、荻原(健)の第5走者、最終ランナーとして4周走り、応援部のエールも受けつつゴールテープを切ることができました。チームとしては、16周22キロを1時間54分19秒と2時間切りの好記録となりました。駅伝には記録狙いのスピードチームから仮装ファンランチーム、体育会各部のチームまで参加しており他チームの応援も楽しいですが、個人的には体育会の選手が競技によって体形、筋肉の付き方がまったく違うことが良くわかり面白かったです。近くに自転車部の選手たちが控えていましたが、男女とも太ももの筋肉の大きさに驚きました。駅伝は白子川、柳瀬川チームも無事完走し、信濃町での合同打ち上げまで、楽しく過ごすことができました。(了)(1985年商学部卒)
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                                荻原 敏子

昨年の5月に和光市から東京都武蔵村山市に転居しました。和光市に住んでいる時は理研→樹林公園→大泉中央公園→自衛隊朝霞駐屯地がいつもランニングコース、休みの日には新座、朝霞、川越まで足を運び温泉ゴールなど東上線沿線でのランニングライフを楽しんおりました。現在の転居先には広大な狭山丘陵があり、今度は日々広い森の中を走っております。稲門の皆様にはご挨拶の機会もなく転居してしまい残念に思っていたところ駅伝を通じてまたお会いし、タスキをつなぐことができ、このような機会を作っていただけたことに大変感謝しております。新国立競技場はとにかく立派で最新のトラックを全力で駆け抜けることができ、最高の気分でした。(了)(1985年商学部卒)

                                                加瀬 昌之

国立競技場建て替え、オリンピック、それにコロナ禍とあって、実に8年?ぶりの第11回早稲田駅伝in国立でした。第3回から参加している私ですが、既に古希を迎え、引退かとも思いましたが、新しい国立競技場をどうしても走りたかったこともあり、参加しました。そういえば5、6年前に駅伝メンバーが不足で朝霞稲門会の70才になる山岸さんを「70なんてかまだ若いですよ」とか口からでまかせを言って無理矢理引っ張り出したことがありましたが、やはり70

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は、老人です。かつての山岸さんは、ご立派な走りでしたが、私のタイム成績は、チーム最低!トホホ。引退した方が遥かにチーム成績に貢献できました。第9回大会から孫と参加しています。写真は、真中が私の孫(長女の娘)で、左が私の次女、右が今回チームトップタイムの見事の走りを見せたその夫(私の義理の息子)です。孫も親子ラン(400m)に出場。次回は小学校生、一年生から六年生まで毎回参加して記録を大会ホームページ上に残せればと願っています。私もそれまでは、チームに迷惑をかけながら参加を考えています。(了)(1975年理工卒)
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                                  高田祥大

ぼくは第一走者として参加しました。スタート位置に集められてから途方もなく長く感じるスターターピストルが鳴らされるまでの時間は、ランニングそのものよりもおもしろいかもしれません。競技として自分の全力を尽くすべく一心に集中している人、友達と談笑してゆるりと楽しんでいる人、海パン姿やらピカチュウの着ぐるみやら思い思いのコスプレで走ろうとしている人……。いろいろな楽しみ方があることに気づいた早稲田駅伝でした。(了)(2019年文学部卒)

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