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「“Wフランク”が帰ってきた!」〜稲門祭参加報告〜

                                                                                             笹平 直敬

 映画の予告編風に言えば、「10月22日(日)、2019年以来4年振りにあの“Wフランク”が早稲田キャンパスに帰ってきた!」という感じでしょうか。朝霞・志木・新座・富士見三芳そして和光の5市連合として2023稲門祭に参加しました。販売するのは勿論、「5市稲門会のソウルフード?」ともいうべきお馴染み「Wフランク」そしてウーロン茶(今年は一部酒類販売免許を持つ出店者を除き、酒類の販売は禁止のため)。ところで皆さん、「Wフランク」の名称の由来はご存知ですか?実は3つの説があります。① 2本セット(ダブル)だから、②「WASEDA」のOB・OGが作り、販売するから頭文字「W」を取った、③ 発案した和光稲門会の頭文字「W」を取った。正解は・・・実はすべて正解(らしい)。ともあれ、この3つの意味が込められた素晴らしいフードなのです。

 背黒実行委員長の仕切りで、朝霞・志木・新座・富士見三芳・和光の当日スタッフによる恒例の自己紹介で“場”も温まり、いよいよ10時半からの販売に備えて準備を開始。筆者も稲門祭の5市模擬店スタッフとしてほぼ毎回参加して痛感していますが、模擬店の売れ行きは「出店場所」と「天気」に相当左右されるのですが今年、場所は「大隈銅像と10号館の間」という一等地、天気も朝はやや肌寒かったが空は晴れ上がり、気温もお昼にかけてどんどん上がり、絶好の稲門祭日和となりました。

 さて、「現場」は主に店頭・経理は志木、調理はフランクの開封・湯煎を和光・新座、焼き方は朝霞、その他の方々は営業、というフォーメーションで、円滑なチームプレーができたと思っています。開店早々、何とフランクではなく「ウーロン茶30本」という大量注文が入り、幸先のよいスタートを切りました。その後、時間をおかずしてフランクも10本以上の大量注文が入り、スタッフ一同モチベーシ

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模擬店の全景と5市のスタッフ。テントの中、右から3人目が筆者。
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模擬店実行委員長の背黒さん(左)と、久々に来訪してくれた張業霞さん(右)。
ンも上がってきます。多少の波はあったものの断続的にお客は訪れ、営業時間中は全員ほぼフル回転。何と午後1時頃にはフランクは完売!! ウーロン茶も数本を残したもののほぼ売り切りました。また当日は和光稲門会から青木会長はじめ、首藤正博さん(政経77卒)、小岩寿樹さん(商78卒)、張業霞(創造理工2017卒)さんにご来店いただき、売上にご協力いただきました。

 前回までは稲門祭というと赤い顔をしたオジサマ方が缶ビール片手に懐かしのキャンパス内を長時間徘徊する・・という光景がよく見られたのですが、今年はキャンパス内でお酒を飲めないせいか、早々と商店街や高田馬場等に繰り出したのか、キャンパス内に滞留する人数は以前より減少した印象がありました。一方でミレニアム世代、Z世代とおぼしき小さな子供連れ夫婦、女性グループ、若い男性2人連れといった方々

の来店が目立ち、「飲酒習慣がない」と言われるこの世代にとってお酒を販売しないことはマイナスにはならず、競合がなかったこともありますがあくまでフランクの味、そして子供も食べられる手軽さが受け入れられたのかな、と感じました。

予想外に早く完売御礼となったため、まだ空も明るい午後4時から和光市駅前の居酒屋「目利きの銀次」で5市のスタッフ有志による打ち上げをスタート。皆、キャンパス内で飲めなかった分、「杯をあけるピッチが速かった」ことは言うまでもありません。我ながらフル回転で働き、充実した時間を過ごした2023稲門祭の5市模擬店出店ですが、唯一の心残りは忙しく立ち働いていたため、気が付けばWフランクは完売しており、自分は1本も食べられなかったことです(笑)。

                           (1987年 政経卒)

【稲門祭模擬店をふり返って】

                  (市共同模擬店実行委員長・背黒文宏)

10月22日の稲門祭5市共同模擬店にご来店の会員の皆様、模擬店を手伝ってくださった皆様、ありがとうございました。お力添えのおかげでWフランク200セット(400本)を無事完売、若干の黒字も確保できました。コロナ禍を経て4年ぶりの模擬店出店、あらためて近隣稲門会とのつながりの重みと、そして活動をつむいでゆくことの大切さを実感した次第です。各市からの参加スタッフは、朝霞3名/志木7名/新座5名/富士見三芳6名/和光3名でした。各市稲門会からの拠出金(各11,000円)と埼玉県支部からの補助金(50,000円)を支えに、安心して取り組むことができました。今後も継続して稲門祭模擬店を出店していきたいと考えており、それには何より、会員の皆様のご協力が不可欠です。次回はぜひ参加してみませんか!                            1990年政経卒)                                               

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