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歴史を訪ねる会 「すみだ北斎美術館&べらぼう大河ドラマ館」を巡る

すみだ北斎美術館にて

ドラマ館内の耕書堂セットにて

ドラマ館内の耕書堂セット

吉原遊郭仲通りセットで緊張する二人
今年の歴史を訪ねる会は、現在放映中の大河ドラマ「べらぼう」に因み、江戸時代中期の自由な世情の一端を感じるべく、両国駅近くにある「すみだ北斎美術館」と、浅草寺本堂横にある台東区民会館内に設置された「べらぼう大河ドラマ館」を巡ることとした。
参加者は、青木会長・磯の2名で和光市駅8:50発というやや早めの出立であったが、土曜日ということもあり、電車内もゆったりしていて、快適な一日のスタートとなった。
9:30過ぎに「すみだ北斎美術館」に到着。ちょうど「北斎を巡る美人画の系譜」という企画展が開催されていて、土曜日という事もあり、館内はやや混み合っていた。私はこれまであまり浮世絵をじっくり観賞した事がなかったので、興味深く観始めたのだが、その精巧さ見事さに仰天してしまった。というのも、最初のコーナーは錦絵ばかりだったのだが、私は毛筆画だと思い込み、次のコーナーで初めて毛筆画と記載された絵を見た時、錦絵と毛筆画の違いが区別出来なかったのである。江戸時代の版画技術の高さにただただ驚くばかりの体験となった。
両国で「二色せいろ蕎麦」を食した後、浅草に移動し、12:30頃大河ドラマ館に到着。館内は、実際のドラマで使われた衣装(俳優に合わせた実物大そのもの)や文書,手紙類、そして撮影セットが展示されていて、過去の放送シーンを改めて思い起こすことが出来た。またべらぼうに関連した浅草名所を30分程度で周遊するバスにも乗車した。
無事行程が終わり、予定通り15:00過ぎには和光市に戻り、大いに充実した歴史を訪ねる会となった。
磯 博美 (記)
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